道院長の背中を見ていて自分も指導者なりたいと思いました。
私の間違った行動や考え方を,何気ない会話の中で,注意し指導し,間違っていることに気付かせてくれます。一本筋が通ているがその筋の幅が広く,よほど間違ったことをしない限り,笑顔ですべてのことを認め,心の広い人間性に憧れ尊敬し,私も寛容で常に笑顔でいられる指導者になりたいと思いました。
また,道院に顔を出すだけで「ほっ」とできる雰囲気を作り上げており,疲れていても,修練する時間が無くても道院に顔を出したいと足を運んでしまう。私もこんな支部を目指し,自分らしさも出しつつ,「ほっ」とできる支部を作り上げていきたいと思ったからです。
ただ単に,技術を教え大会などで良い成績を目指すため指導していくのではなく,拳士が何を目的にしているのか,何を得たいのか,目指しているのかをよく理解し,手助けしていきたい。
またそれだけではなく,人としてたよられる存在であり,拳士が目指すべき,越えるべき大人,人間像であるべきと考えている。
まず楽しくなくては継続することはできないため,自分も楽しく,拳士も楽しくと「笑顔」でと考えています。
各拳士が笑顔で楽しんで修練すること,修練に来たくなること,今日も楽しかったと満足してくれることが,自分の楽しみのため,各拳士が来たくなるように,楽しめるような支部にしていきたい。
その中で,少林寺拳法の教えや自分の経験を話し成長してもらえる支部を目指しています。
栃木巴波川スポーツ少年団では,毎週水曜日,土曜日に修練を行っています。
子供たちに自主性を持たせるため,自分たちで課題を出させ,どう大会に向けて修練していくか,今日の修練で何をまなぶかを考えさせるようにしています。
子供たちの笑顔が絶えず和気あいあいと楽しんで活動しています。
栃木巴波川スポーツ少年団は,笑顔が絶えません。
修練では,体幹トレーニングや動物歩きなどで子供も大人も一緒になって楽しんでいます。法形をする時には緊張感がありますが,それも楽しんでいます。
先生の話も質問や意見を聞くなどして一方通行にならず,子供たちの意見に対して気付かせられることもあります。
話も技も楽しく,修練後には心も体もすっきりです。