高校生の時に地元の先輩に少林寺拳法の道場連れて行ってもらったのが少林寺拳法との出会い。
1年半位中途半端な道場通いで3級まで取得。その後仕事の関係で東京に単身引っ越しし深川道院に転籍。ここから本格的少林寺拳法の修練に集中した。
2段の時の1979年と1983年の全国大会に東京都代表として出場、さらに少林寺拳法にのめりこんだ。
その後4段を允可され武専にも入学、ここで少林寺拳法が単なる武道ではなく、開祖の教えと技術の素晴らしさ、この道で得た人間関係など多くのことを学び、得たことをいつか地元に帰ったらそれを伝えるための道院を開設したいという思いになり1984年帰郷後栃木鹿沼道院を設立した。
まず最初に、少林寺拳法が他の武道とどこが違うかを説明し、実際に体験してもらいます。少林寺拳法は護身の武道ですので不測の事態にどう対処するかを簡単に説明し理解をいただいています。
修練に際しては門下生に、学科と実技バランスよく指導しています。
この道の創始者宗道臣先生の教えを少年部から一般部までわかりやすく伝えて、技術の指導においては剛柔一体の妙技をそのレベルに合わせて指導しております。
一般の初心者方には、ゆっくり、はっきりしたわかりやすい言葉で指導し高段者には技術の研究と少林寺拳法を続けるモチベーションを保つためにも何らかの目標を設定するように勧めています。
沢山の方の「人生のアドバイザー」になりたいというのが今の夢ですかね。
道院長という仕事は少林寺拳法を教えるだけが仕事ではないと思うんです。
少林寺拳法を通して拳士が自ら生き方について考え実践していけることが最終目標。
これを導いて行くのが今の私の仕事だと思ってます。
私の指導を通して、自身の目標を達成し、健康で生き生きとした生活を送る方がどんどん増え、その輪が大きく広がって行くことを想像するだけで楽しくなってきます。
そんな人と人との輪をつなげるような、人が成長出来る道院を目指して、これからも頑張って行きたいと思います。
栃木鹿沼道院に通っている拳士はみな、ごく普通の社会人や学生、小・中学生です。みんな気さくでそれぞれのレベルで修練を楽しんでいます。
最年少は7歳、最年長は65歳です。あらゆる年齢の人たちが少林寺拳法の修練を楽しめるということです。
上級者は後輩の面倒をよく見ることが当たり前で、後輩の指導が自分の修練にもつながることもあり、丁寧に先輩諸氏が後輩を指導してくれます。
道場の雰囲気は和気あいあいとした中で、道院長も拳士も冗談を言い合って楽しくやっています。
とにかく集う拳士は少林寺拳法を楽しんでいます。
また、女性の方や比較的年齢の高い方もいるのであらゆる年代の方が楽しめます。
道院長はとてもポジティブな人柄です。今までも道院運営も勿論ですが、自分の人生に関していろんな事が起きたことかと思いますが私たちの前で弱音を吐いたことは一度もありません。
精神的にはとても強い人かと思います。かといって厳しい人と思われるかもしれませんが、とても気さくな人柄で少林寺拳法指導も面白く楽しく指導してくれます。
私は他の格闘技を経験しておりますが、道場に見学に行っていろ少林寺拳法についてお話をさせていただき、先生の手首や腕、襟を掴んで何かをしようとしましたがあっという間に抜かれたり逆を取られたりしまいには固められて動くことができませんでした。
それがきっかけで入門を決めました。